旧社名:新日本製鐵八幡製鉄所くろがね線  
★2020.07:くろがね線の今昔地図掲載 撮影1981(S56)年
くろがね線戸畑付近
 ↑関連施設や線路の両脇などいろいろと・・・。
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 E8501号
 ↑↓やって来ました E8501号 住宅地を走行するので、下回り完全防音覆
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 E8501号
  ↑八幡工場に向けて巨大鉄棒を積んで出発。   
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 D4511号
  ↑D4511号 撮影時点では、まだ複線運転。
現在は輸送量が少ないため単線運転になり、廃線側にパイプラインが設置された。
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 E8502号
 ↑E8502号 貫通ドアのカメラ2種にご注目。
遠隔操作の連結用? 電気機関車には冷房装置が搭載されている。
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 E8502号
  ↑雨に濡れてはまずい鋼製品を輸送中?台車はきっと頑丈な作りなんでしょうね。
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 D4512号
 ↑D4512号 両端の乗降ステップが深く、ここで下のように首からリモコン装置を下げて入れ替えする。
専用線も走行するので、足回りに防音カバーが付属している。
列車は凸電機の時代から後部にDLが必ず連結されていた。万一のためのものと思われる。
くろがね線機関車D4511
 ↑D4511号 
くろがね線機関車D438
 ↑構内運転線用のD438号 防音カバーが無い
デッキの小屋に構内運転士?まぁ考えてみれば、これが目視で直近確認の入れ替え連結方法
くろがね線 鉱滓貨車?
 ↑鍋貨車廃車?鉱滓用かも
↑自宅から少々遠かったが、たまに自転車で下校後行って、飽きずに見ていると、やって来ました。
.   この列車は両端がDLなので貨車が目立ち、すぐ判りました。
 「溶けた鉄」をおちょこ形の2両の運搬貨車に積んで、のろのろと通る列車
  運搬貨車からの熱がものすごく、異様な恐怖感が今でも蘇ります。
   そのスリルがなんとも言えなかったので、通った記憶が。
 そんな線路だったので、柵は当時でも厳重でした。
 溶けた銑鉄をを八幡の大きな鉄橋渡って、住宅地を貫通する線路で運搬したことに、改めてその時代の「のどかさ」に驚愕します。
 撮影の1981年の時点ではもう、工場配置が変わり、短時間の滞在でしたので運搬は確認出来なかったのですが、終了していたようです。
 写真の貨車はずん胴で鉱滓用ではないかと想像しますが、銑鉄運搬用は少々下すぼまりの容器だったような気がします。
 ※文献には、戸畑から八幡に銑鉄を運ぶ記載が多数見受けられますが、店主がたまに見に行っていた1963~65年は八幡→戸畑への 輸送しか記憶がありません。   
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線 S35線路
 平成21年撮影の空中写真で戸畑側から全線を訪ねる 
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線H21年空中写真-1 
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線H21年空中写真-2 
 ↓名物の大トラス橋梁が新橋梁に切り替わり、スペースワールドも廃園、イオンモールに変わりました。
新日鉄くろがね線、八幡製鉄専用線H21年空中写真-3 
2020.07補記
 世界的な需給から大手が下位を合併して世間的に特定しづらいよう、
短期のスパンで内部の呼称を何度か様々に変更して難解に。
そして、漸次、休廃止していくのが最近の様々な業界。
バス会社が路面軌道会社を合併して廃止するようなイメージである。
日本製鉄に社名を変更してからも、そのような動きは加速している
通常、金網越しにしか見られないくろがね線は何時まで運行されるのか。
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