筑豊電鉄 その1 
2011年編
筑豊電鉄2000形離合
<2011年12月現在の筑豊電鉄朝のラッシュ輸送他>
画像は全てISO6400撮影(注除く)
 北九州に行っても時間が足りずに、久しく訪問していない。
 OUdiaできっちりダイヤを作成し、今日は腰を据えて久々の筑豊電鉄。
 と思ったら、曇天~っ。そして九州の朝は遅い。ISO6400で撮影しちゃえ!とやけくそ気味。
 そして、このようなお知らせが・・・。どっシェ~!! 
  駅(電停)に掲示。3車体連接車が2本もお休みする悲報が。 
「当分の間」が「今後は」になるのか?何せ期限が書いてない。
 楠橋出庫→黒崎→中間→黒崎→楠橋入庫という短い運用もあり
 日中は下手すると1本のみかもという惨状に。 
 今回は「魅力激減」状態かつ天候も悪いので、テンション電圧が
 急降下。店主は早々に引き上げ(大泣)。
 筑豊電鉄2000形2007
■↓↓あっという間に入庫してしまうので、朝の45分程度が勝負時間
 筑豊電鉄2000形2002、2005
■ 2000形の走行音は3000形に比べて、明らかに重厚感のある吊り掛け音。
 法規遵守プラス安全第一の「専守防衛運転」で非常におとなしい走りになったものの、
それでも吊り掛けサウンドは健在。 通谷→西山等の連続勾配の唸りもなかなかなモノ。
 堪能させていただくには、また訪問。急がないと2000形はどうなるのかという不安。 
■6時台の下りは、意外にも朝練?と思われる女子高校生が
 かなり乗り込む。男子生徒の比率は少なく感じた。見た時間帯かも。 
■通勤客でほぼ100%つり革状態で黒崎行きが、
 黒崎着6時59分から、ほぼ5分30秒間隔で続々到着し始める 。
 筑豊電鉄2000形2002B  筑豊電鉄3000形3004A
 ■2001~2005は方向幕が旧来の形。2006.2007は大形幕 ■台車は新品をおごり車体もというか、部品流用新車
 筑豊電鉄2000形2002B
■新旧の主役といっても2車種のみ。細部のバリエーションはあるのだが。
 筑豊電鉄3000形3001A 筑豊電鉄2000形2007A
■3000形トップナンバーということで  ■2000形最終ナンバー。2001は黒崎車庫でウ~ンあの状態??
3000形行き先別の方向幕色 西鉄北九州市内線時代からの名残とも思える一目瞭然判別。何故か2000形除外
 筑豊電鉄3000形3002A  筑豊電鉄3000形3005B
黒崎は「黒色」   筑豊中間は「黄色」
 筑豊電鉄3000形3001B  筑豊電鉄3000形3006B
 楠橋(くすばし)は「緑色」 筑豊直方は「青色」 
 (折り返し) 渡 り 線 全て直方側に設置。ここからISO1600撮影
 筑豊電鉄2000形2007B  筑豊電鉄3000形3004A
 ■筑豊中間駅は引き上げが上り勾配上にある珍しい線形 ■楠橋は新幹線をバックに折り返す。ここから田園風景に一転。 
 筑豊電鉄三ヶ森亘り線(渡り線)跡
 ■北九州市内線時代に直通で「三ヶ森」折り返しがあった。
  乗客減で筑豊電鉄線内だけでは折り返しも必要無くなったのか、
渡り線が撤去されていた。砂利にその痕跡が。いつ頃撤去されたのか。
 筑豊直方駅 此処は2階部分。今回は折り返し時間の関係でホームのみ撮影でドロン。
 筑豊電鉄直方駅車止め
 筑豊電鉄直方駅構内
■感田(がんだ)方面。1番線はレールの錆取り入線のみ?  ■ラッシュ以外は20分おきの始発駅となってしまった。仕方ない。 
■訪問雑感
 (1) 2000年以降にダイヤが間引きされたが、再度改正、筑豊中間駅折り返しを入れて日中黒崎~中間が10分、中間~直方が20分
    ヘッドになった。店主的には昼間時も7分30、15分ヘッドを堅持して欲しかったが・・・。
 (2 ) ニモカカード非導入、車掌は両替と回数券販売のみで社内での精算トラブル防止?降車時間が非常にかかる。黒崎も同様で驚く。
   広電広島駅のようなカート車掌による短時間での集札方法を黒崎駅で導入すべき。車内発券も出来るのにやらないとしか思えない。
 (3) 2000形を廃車準備?2車体連接3000形で通勤客を馴らす訓練を始めたようにも見える。
   ピーク時は列車によって相当な混雑。九州地方で最高の混雑度?にすれば、さらなる乗客の逸走。
 (4) 線路の保守はかなりのレベルだが、枕木は「木枕木」の交換のみのようだ。
   信号設備や電路にはお金を投資。折尾線はこのパターン。んであっさり・・・。
 (5) 職員の高齢化が進んでいるように見える。
 (6) 経営的にニモカ導入ワンマン列車として時間帯に主要駅にニモカタッチ監視、集札要員を配置すれば、大幅な収益の改善が
   と思えるのだが、「必要経費が嵩む」+「乗客減」のセットで何やら・・・。と思わざるを得ないような雰囲気がある。
んで思うに
 筑鉄の乗車率はまだまだ非常に良く、電停に人影がある。
 朝の黒崎に到着6本分が1日の乗客というような地方私鉄がほとんど。こんな条件の良い会社はない。
 数年以内にライトレール車両への全交換やワンマン化、ニモカの導入がされないとか、沿線に新たなバス路線を次々に開設する。
 とか、現行でも非常に高い運賃を更に上げるとかしたら、「バス化」のための最終条件整備中。
 としか思えない。どうしたら存続できるのだろうか。 三セク独立すれば、バス頻発+安運賃責めであっという間に・・・。 
 ※後に5000形の増備が決定。とりあえず存続で良かった
  筑鉄連写動画室 
ファイル容量が大きいのでスムーズに動くまで、受信に時間が必要な場合があります。
 画像が揺れますので、酔っぱらわないようご注意ください(笑)
  筑豊電鉄2000形2003
 ↑熊西を発車する楠橋行き2003号
 筑豊電鉄2000形連写動画 中間駅入換 
 ↑折り返し駅の筑豊中間駅折返光景(ホームは写っていません) 
 筑豊電鉄3000形3004楠橋駅入換連写動画 
 ↑楠橋折り返し入庫 
  筑豊電鉄2000形2006熊西付近快走-連写動画
 ↑2000形同士のすれ違い
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