京福電鉄叡山線(叡山電鉄)その2+京都市電

京福叡山線デオ301
 ↑デザインは流行ったケ-ブルカー灯列配置?否、デナ21の流れか
拡大:ポイント通過のため車掌さんが紐を車内に引き込んでしっかり握っている状況です。
スライダーシュー化された後ですが、こう見ると貫通路上のプロテクタバーの役目がよくわかります。
京福叡山線デオ301ポール操作
京福叡山線デオ302避雷器
 ↑必殺、針金グルグル
京福叡山線デオ302KH23空気バネ台車
↑ KH-23型空気バネ
ベローズにこれでエアを供給してます!風なエアホースが露骨です。
 ブレーキシリンダは片側1箇所づつの梃子押し方式 ドア脇の縦書「自重・定員」銘板がシブイ
京福叡山線デオ302床下機器
 スライダー時代302号ホイール時代301号の床下ですが、両側揃いと言うことで
京福叡山線デオ301床下機器
 京福叡山線デオ301床下機器
 京福叡山線デオ302
↑デオ300形 (車掌側窓改造前)
S34に日立で2両製造された。車体長は16,140mm、KH23空気バネ台車に75KW×4、WN駆動 、車重は29t
叡山線随一の俊足を誇った。残念なことにS62、63に順次廃車となった。もっと古い車両の部品が流用されているが、300形はほぼ流用されていない。京福は吊り掛け文化が根付きすぎていたのだろうか。
なお、パンタ化以降、中央の窓でポール紐の操作が不要になり、中央窓を開閉する必要が無いため
このデザインが出現(写真は大苦笑。
※ヤッスイ交換専用レンズメーカー組み合せのフィルムカメラで大失敗の巻き。自らの腕のなさ+ヤッスイ解像力トホホ~
 
 デナ21系
 京福叡山線デナ123
 ↑↓デナ23
 京福叡山線デナ123
 デナ21系
 ナカ(中)形デナ21は京都電燈(出町柳~八瀬)が4両、同じ車体で電制付きのデナ121を鞍馬電気鉄道が6両保有していた。
全車日車製で台車はD-15。
その後ブレーキ装置をデナ21に合わせ、デナ21は下記の事故で不足した車両を補うため、S40電制を付加して運用を共通化した。
事故前の合計は10両だったが、S39.デナ121,123が正面衝突で廃車、121一族は2両減。併せて8両時代が長く続いた。
※鉄道ピクトリアル私鉄車両めぐり特輯Ⅲ藤原寛様記事
S25.1嵐山線ク201牽引車としてモ121~124の主電動機を2個→4個化するため、121~4が装着していた東洋80HP(60kw)×2/両×4台計8個をデナ125、126の60HP(44.8kw)4個と換装した。→しかし数が・・・。←嵐電モボ121形の項をご覧願います(飛ばない場合はページ中ほど)
デナ121~124の110HP各2台/両計8個(東芝・GE)はS26.4東洋80HP×4台/両に換装された。と記載あり
121形はS29.7ドアエンジン取付、21形はS32.4取付
京福叡山線デナ125 
 中央窓上のプロテクターバーの右半分が紐で磨かれている
京福叡山線デナ122 
 ↑↓スライダーシュー時代 ↑これだけ窓が開けば車内の通気は最大級。
 
 京福叡山線デナ22
↑デナ22号形式写真(ホイール時代)
店主が一番好きな1コマ。憧れの車両なのでハナタレ慎重にリコーフレックスのシャッター切った会心の作。
 京福叡山線デナ1廃車体
↑デナ1形廃車体 
 デナ500形
 京福叡山線デナ507
 ↑阪神電鉄の大型車両増備に伴って10両譲受しS39~S58まで活躍。デナ1形6両全車が代替廃車となった。
 京福叡山線デナ22、504
   ↑元阪神の504号。
貫通幌が使えないような急ごしらえ感のポールのリード線プロテクタバーが取り付けられている。
※車両によって有無があるよう。連結用の母線栓は屋根上にある。
 
↑↓ホイールクルクル時代  
 京福叡山線デナ502
京福叡山線デナ500形
↑↓スライダーシュー時代 
 京福叡山線デナ503
↑デナ500形
旧阪神電鉄800形834、837~839、841~843、847、849の合計10両を譲受し、S39から二軒茶屋~鞍馬間を除く全線で使用された。
田中車両と川車でS3~4に製造された半鋼製車。車体長は14,725mm、BW-78台車※イコライザ、制輪子の両・片抱きの差異アリ。主電動機はTDK513-T48.6KW×4、S54~58にかけて代替新造車に部品を譲り廃車となった。
デオ200形
 京福叡山線デオ204
 京福叡山線デオ201
 京福叡山線デオ202
↑デオ200形202 
S26.1に201、202が同2月に203.204が近畿車輛で合計4両製造された。車体長は15,900mm、近車K-6イコライザ台車に75KW×4吊掛駆動 、車重は叡山線最重の35.3t
2018(平成になるのか新元号になるのか)に新型車両お目見えのニュースリリースが上がったが、正直、世も末という感じである。
都市景観の一環として考えるにもデナ21系のあの優雅なレトロフューチャーな思いに駆られる。温故知新・・・。珍故知爆・・・。
元田中の京都市電との交差
京福叡山線元田中京都市電交差 
 京福叡山線元田中京都市電交差
京福叡山線元田中京都市電交差架線
 ↑↓ビューゲルのスライダー部分に疑問が
↓の写真で見る限りスライダーの進行方向に叡山線の溝カバーが無いのか?
そのままスライダーが叡山線の溝に落ちて嵌まり込んでしまうのでは無いかと思える。
シャッター切るのに夢中で実際の瞬間を見逃しているだけに悔しい。
京福叡山線元田中京都市電交差架線 
 ↑叡山線の架線は前後の写真から見ると絶縁されてないよう。
京都市電側はクロス区間前後を絶縁している。同じ600Vなので気にしなかったのか
 京福叡山線元田中京都市電交差
 京福叡山線元田中京都市電交差
↑京都市電が叡山線に乗り入れていた分岐跡 
S24.12~S30.9.1まで京都市電が市営競輪開催日に限り、山端駅(現宝ヶ池S29.7.1改称)まで叡山線内ノンストップで競輪客を輸送していた。
京都市電の使用車両は車体長13,800mmの1000形↓写真1012号。京都市電では最大の車両
ノンストップの理由は諸説あるが、競輪客の専用輸送と低床ホームを山端駅のみに作ったことから競輪輸送専用が妥当であろう。 
京福叡山線元田中京都市電乗入用1000形
 ↑↓叡電に乗り入れていた1000形(修旅バスより)
 
京福叡山線元田中京都市電交差
 ↑叡電元田中駅 市電は「臨時」・「急行」の別円盤付けた西大路九条行 
京福叡山線元田中京都市電交差
 ↑「急行・烏丸車庫」行 
京福叡山線元田中京都市電交差
 ↑「急行・行き先不明」後方に叡山前電停で降りた学生が固まっている
ついでに京都市電
  (S43修旅バスから撮影。まぁコンナ写真も記録と言うことで)
京都市電2600形2616号電連付密連装着
 ↑↑連結運転用の電連付き密連が思いっきり左に寄せられています。
乗客や運転上の安全対策で固定と思いますが、単に振れで偏ったのか?不明。
京都市電500形524号
↑シブイ!~524号
 ↑帝産バスの色が地方私鉄の色っぽくて~
京都市電1854号
京都市電1924号
京都市電1846号
京都市電909号
京都市電708号
  京福電鉄叡山線(叡山電鉄)その1
その3 叡山電車
 本ページ作成するに当たり鉄道ピクトリアル私鉄車両めぐり特輯Ⅲ藤原寛様、
NO.553号吉岡壽一様の記事、朝日新聞社世界の鉄道'65,'76を参照させて頂きました。
関西圏の写真
撮影年代は「頃」ですが、未検証なので、違う場合もあります $(_ _)$
じぇじぇじぇ~!
フィルムの危機紹介
・大量スキャンのアドバイス
・店主的フィルムスキャナ比較
ビネガーシンドローム(フィルムが丸くなる)
スキャン営業内容他
ブローニーSCAN等
< color="#ffff00">・フィルムデータ保管法
・取り込み解像度比較
スキャナー用フォルダの例
喰ったら体重倍返し
半皿~ッ!グルメ

ウケ狙いで、そろそろ古い?
随時更新中。お立ち寄りを
地方鉄道中心の
写真・録音見出ページへ

・30分以上多数
旧客峠駅売、山スカなどお勧め
※店名略称:フィルムスキャンs、通称店名:鈴木写真変電所  
Copyright(C)2010.04 フィルムスキャン&プリントのS All rights Reserved