琴電30形25号
■田尾和俊著「恐るべきさぬきうどん」ブームが絶頂の頃、改装前の昔のうどん店50数軒を制覇すべく通い尽くしながら、撮影した琴電形式車号順画像帳です。各車種を適当に貼るとあまりにいい加減になるなので、撮影した形式車号の順番に貼ることにしました。
 撮影したコマをほぼ全て同じ車号もベタベタ貼ってます。撮影時期は例によってゴチャ掲載です。
 コメント入れてたら何時アップできるか判らんので、現在は貼り付けを優先してコメントは後刻、適宜入れるつもりです(苦笑) 
 なお、記載に当たり、京急電車ファンクラブ会報各号、鉄道ピクトリアル各号、世界の鉄道1965版を参考にさせて頂きました。 
 ↑25号貫通路付きに改造される前の京急デハ230形276号
30形 33
■30形は入線当初の2両が75+76その後、予定の30番台の車両が廃車になったので31+32に改番、増備は33~37+38で(30番台一杯)→29+30→27+28→25+26(最終)で14両が入線したが、その付番方法は京急サハ770と同じのようである。 
琴電30形33号
↑京急時代の俊足な足回りは、運用車両を見る限り、橋梁の重量制限で志度、長尾系統の車両重量がMAX20形の27t?なので、31tある30形は軽量化せねばならんと言うことになる。しかし~、貧相な足回りにしただけで・・・。どの位の減量になるのか??
 対外発表はMc27t、Tc23tとキッチリ減量されている。もちろん、往年のゴンと衝動のある加速や俊足は望むべくもない超マイルドな仕上げとなった。MMで入線して琴電は2両分の強力電装品がウホホ・・・~。
 召し上げられた時速100km/hは楽ちんの強力な足回りは名鉄車1020形に回されて公称31tと同じ重量で頑張ることになる。電装品のパズルに強い担当者がいたに違いない。 
琴電30形33号
↑ この形式が大活躍中に訪問が出来ず、この間に活躍して
いた山形交通車も撮り損ね、悔いが残っている。
 
  ↑34号になった270号
 35
琴電30形35号
↑ふと見るとTcのパンタは撤去され、35のパンタは鋼板組のPS13風に交換されてニホホ。
 本線はより高速運転なので高性能パンタを使うため、「良いパンタ持ってんな~。これと交換しようぜ」となったのか。
  話は変わって琴電入りして21~3年も稼働していて、なぜ最後まで非貫通のままでいられたのだろう。
  あの山交から来た面々も貫通化されている。この6両には行き先板を変更する乗務員を黙らせる何があったのか?
  例えば川崎●師の貫通化防止祈願の御札が貼ってあったとか知りたいところ。 
琴電30形36号
25
琴電30形26号
 ↑第4編成に当たる37Fから貫通路付きに改造の上、入線した。
窓一枚分に貫通路を設けるため1100形(京王5000系)並の狭さとなっている。
75+76の鉄路輸送 
 ■1977.3.10、この日は京急久里浜工場関係者総出?のイベントであった。
 何故この方法になったのか、通常であれば、(その1)久里浜工場→東急車輌(台車交換)→逗子→四国高松(着地知らず)→陸送→仏生山車庫(230形はこの方法)か、(その2)久里浜工場→新町検車区→トレーラー→船便→トレーラー→仏生山車庫というルートが思い浮かぶが、船便より早かったのか?内航船の予約が取れなかったのか?
 琴電の補助金の関係で、どうしても現地で3月中の稼働が必要だったのか不知の店主である。
 改造の工程管理がしっかり出来ているので、申請に月日の必要な仮台車と甲種輸送も事前に手配されて、この日を迎えたのである。
 多分、京急史上、最初で最後の「味の素貨物線(店主命名)」の3線区間を利用した産業道路駅構内で、この作業は開始された。
 作業内容は台車交換なのだが、1500V活線の営業線上で終電から始発までの数時間で全てをこなすという前代未聞の作業である。
 万一、遅延したり、事故を起こせば営業運転に支障が出て、重大な問題になりかねない。
 「安全第一、慎重かつスピーディー」に全てを終了させるために、駅の構内の必要な箇所には枕木の仮設重機通路等まで設置された
 店主は一部始終、全てを見学したかったが、仕事に行かなくてはならず、未明に失礼してしまった。
 後刻、DLに牽かれて塩浜操車場に無事到着した。とのこと。
 以降、230形は船便によらず東急車輌で履き替えて逗子経由で合計12両が鉄路で高松へ輸送され、1070形以降の形式輸送は全て神奈川新町検車区を使用し、トレーラーに積み替えて船便の輸送となった。 
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑(京浜川崎方)←デト33+76(運転台向合せ)
75+デト34→(小島新田方)で産業道路駅に到着
 ↑デトが2両も一度に大師線に入ることは初?? 
デト1両に1台分の仮台車が積載されている。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
↑到着後、台車を降ろす場所へ移動するデト34。
フォークリフト用に踏切拡張用とレール保護枕木を仮設
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑フォークリフトで取り下ろし準備。足下のタイヤが入る
「受け枕木」等も所定の場所に準備済み 
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑↓フォークリフトで75号用の仮台車を降ろす。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
↓小島新田側のデト34号から仮台車を取り下ろして
1台を手押しで75号連結部に装着に
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑75用の仮台車は人力でホームを通過?
75号の貫通路側に装着する。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
  ↑小島新田方の75号はこの場所で台車違いで一旦仕上がり。双方の連結器が偏心するのだが、無事デト34に牽引されて構内踏切先まで移動して運転台側の台車を仮台車に交換する。
 75号の前位の台車は貨物線(1067mm)、後位の台車は営業線(1435mm)で走行(移動)の激レアカット(苦笑)。進行右側のレールは共用、左が違うので、車体は線路に対して若干斜めになって走行した。
 ※1067mmレールはホーム側にないので、偏心してもホームとの空きは確保されている
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑↓移動して後位の台車を取り替える。道路向こうにデト34が待機。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 余談ではあるが、琴電入線後1977年に
30形の番号が空いて30形31,32に改番された。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑台車外し中。車体中心にあるセンターピンを避けるため、かなりの傾きである。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑76号も取り外し作業中。この2HE台車は手押しで
構内踏切に移動。フォークが線路から取り外す。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑仮台車の交換作業が終了後、フォークリフトが75号から発生した1435mm台車を除去。
 2番線のデト33から取り下ろした76号用の仮台車1台を線路に乗せ、再度、人力でホームを再度仮台車が通過。76号の車体ピン迄持って行き、車体と接続する。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑左右のジャッキで高さを調整し、ピンのところに
「馬」をあてがい、仮台車を待つ。
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑川崎方の渡り線を使って2番線に転線(3番線は折返用)
76号用の仮台車を積載したデト33
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
 ↑↓76号用仮台車の取り下ろし
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
京急産業道路駅琴電向け75+76号台車振替作業
  ↑1067mm線路を76号用仮台車は手押しで移動されて、75と同様の方法で車体の前位と接続完了。
 その後、前後ともども仮台車を履いてバックしてきた75と連結。 
 ※連結器の位置は双方1067mm中心位置になっている。
 76の後部を構内踏切で76同様位置で一旦切り離し、構内踏切で76号の後位の台車の交換作業。
 75はデトに引かれて産業道路踏切外方へ待避。 
 終了後、後退して76と連結。これで作業は完了。DL※で小島新田の連絡線経由で塩浜操車場に移動した。
 ※連結移動する前から帰宅したので、産業道路からデト34が分岐点まで牽引してデト34が小島新田駅構内まで逃げたか、同様に線路を開けて産業道路までDLが来たのか、そのうち調べます(苦笑)。
 ※作業を簡便にするため、2HE台車からモーターを外して回送。別輸送したと記憶していますが・・・。
 しかし、事前の詳細なツメと緻密な準備で現場の混乱も一切無く、スムーズに切り替え作業が進捗して、始発電車に支障を発生させない見事な久里浜工場関係者(検車区の方もいらしていたのかも?)、保線関係のチームプレイでした。
 小島新田駅から川崎大師駅先の味の素工場に伸びる3線区間。
小島新田駅から塩浜操車場へ延びる味の素工場貨物線。ここから旅立っていった。
 この駅にデト34が逃げ込んでDLの入線、引き出しまでを待避したのか、
直ぐ下り線に転線して返したのか?多分、直ぐ転線して帰庫したのでは??と想像。
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